12月に220万円を超える値を付けていたビットコインが、2018年2月6日時点で68万円程度となっています。

これはたった2~3か月の間にビットコイン価格は1/3以下になったということであり、普通に考えれば大暴落と言えるでしょう。

 

こういう時、私たち投資家は迷います。

 

今はバーゲンセールであり、ビットコインの価格は再び最高値を目指すはずなので、買い増しするべきなのか。

それとも、今はビットコイン滅亡の序曲ともいえる状態なので、持っている仮想通貨さえも手放すべきなのか。

むしろ下がるのであれば、仮想通貨をショート(空売り)するのはどうだろうか。

 

最初に申し上げておきますが、この問題に正解を提示することは出来ません。

最近になって、経済学者が「仮想通貨には2,000円の価値しかない」などと言い出しましたが、暴落してからの後出しジャンケンであれば誰でも何とでも言えます。

 

少し長いのですが、Yahoo!ニュースでも取り上げられていましたので、引用しておきます。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の経済学者リチャード・ジャックマン氏と、トスカファンド・アセット・マネジメントのエコノミストSavvas Savouri氏は、ビットコインが実際の価値以上に高値で取り引きされていると見ている。

(中略)「ビットコインは(その名が示すように)ある種のマネーとして開発されており、マネーには価値がある。それはビットコインのような、ほとんど物質を伴わないマネーであっても同じだ」 両氏によると、その価値は取り引きの媒体としての需要に基づくという。

「この考えに立てば、基本的な価値は容易に概算できる」 そして両氏がはじき出した数字は、わずか20ドルだ。

彼らのロジックはこうだ。 ビットコインの供給はそのリミット(現在は1500万前後)に向かって、ゆっくりと増える。支払い手段としてビットコインが使用されるのは現在、月に1億ドル前後もしくは年間12億ドル前後。ビットコインが普通の通貨のように使えれば、年間の利用は4倍前後になるだろう。つまり6000万ビットコインで12億ドル相当の経済活動を支えるなら、1ビットコインの価値は20ドルだ。

 

考え方としては「なるほどな」と思う部分もありますが、価格変動する対象の価値と言うのは美人投票のようなもので、世界中の市場参加者の考えを反映して決まるのです。

「みんなが美人だと思う人が美女」であって、計算で決まるようなものではありません。

 

ですので、仮想通貨の市場参加者全員がこの2人の経済学者と同じ考え方をしていない限り、20ドルが正解とは言えないのです。

 

 奇しくもこの「美人投票」と言う考え方は、同じ経済学者でありマクロ経済学を確立したジョン・メイナード・ケインズの言葉です。
ケインズは大経済学者でありながら金儲けに長けた凄腕の投資家でもあり、机上の空論を言うことの多い現在の教授・学者とは一線を画す存在でした。

 

というわけで、正解のない議論ではありますが、いくつかの選択肢について考えてみたいと思います。

基本的に一般論の域を出ませんので、初心者の方向けの内容だと思っていただければと思います。

 

安全策:トレンドはフレンド

まずは安全策からいきましょう。

 

投資には、トレンドはフレンド(Trend is Friend)と言う言葉があり、トレンドには逆らわないのが基本です。

日本にはトレンドに逆らおうとする逆張り投資家が多いといわれますが、本来、相場の転換点(天もしくは底)を見極めて逆に張るのは非常に難しいことです。

 

翻ってチャートをみると、現在、明らかに上昇トレンドは転換し、下降トレンド入りしたことは間違いありません。

現在「1BTC=68万円」程度ですが、これが60万円で底を打つ(上昇し始める)のか、10万円で底を打つのか、それとも2,000円まで下がるのかは分からないのですが、「今のところ下がっている」ことだけは分かります。

 

ですので、相場の転換がはっきりと確認できるまでは下降し続けるとみるのが、一番安全な相場のとらえ方だと思います。

 

以上のことから、いったん安全策(下降トレンドに従う)を取っておくことは、ありうると思います。

仮にそうした場合、積極的に空売りをするのか、持っている株を手放すことまで行うのかは、あなたの今後の展望の持ち方次第でしょう。

 

積極策:総悲観は買い

積極策としては、ここまで下げて「仮想通貨は終わり」などと言う人が出てきた以上、大バーゲンだととらえて買いに行くという策もあり得ます。

相場の格言でいえば、「総悲観は買い」ということです。

 

しかしながら、現在が大バーゲンかどうかは分かりません。

少なくとも、「総悲観は買い」という言葉と考え方には問題がありますので、あまりおすすめしません。

 

買うべき「大底」であれば、暴落の谷ですから「総悲観」なのは当たり前です。

しかし、その手前も実は「総悲観」なのではないでしょうか?例えば、以下のリーマンショック時のチャートをみてください。

 

 

これを見ると「買うべき時には総悲観」というのは真実です。おそらく、①の部分では総悲観だったでしょう。

しかしながら、「総悲観なら買うべきである」というのは真実とは限りません。②や③の時点でも総悲観だったかもしれません。

 

以上のことから、積極策にはかなりリスクがあると考えます。

当たれば大きく儲かり、外れれば大きく損失を出す、ギャンブルに近い取引になってしまいます。

 

私の策:難平(ナンピン)しながら様子見

ここまで色々と書いてきましたが、結局、当サイトではどうしているのか。

 

実際、私がここ1週間ほどやっていたことは、少しずつの買い増しです。

ビットコインの価格が下がっている今は、もしこの後に価格が上昇していくのであれば、買い時です。

 

しかし、どこまで下がるのかは分かりません。

ですので、下がったら買う、下がったら買う、といういわゆる「難平(ナンピン)」により、少しずつ保有コインを増やしている状況です。

 

 難平(ナンピン)は「下手なナンピン素寒貧」と言われ忌み嫌う方もいますが、やってはいけないのは無計画な難平です。
計画的であれば、理論的には時間を分散した購入に過ぎない(積立投資に近い)ので、良い結果を生むこともあります。

 

しかしながら、「どこまで下がるのかは分からない」ならば、それこそ2,000円になったらどうするのかという方もいるでしょう。

その答えは、「仮想通貨は最もリスクの高い資産として、資産のほんの一部に限っているため、万一0円になったとしてもダメージは限定的」になります。

 

私は外国株や金地金の投資をメインでやっており、仮想通貨には資本の一部しか投下していません。

現在、株式は空売りしている状況ですから、2月5日、そして2月6日の世界的な株式暴落では儲けており、私の本命はこちらなのです。

 

ですので、私は今後も、仮想通貨に使っていいと考えている資金の範囲内で、買い増しを続けていく予定です。

 

 当サイトと同様のやり方で損失を負った場合でも、当サイトでは責任を負えません。
仮想通貨に限らず、あらゆる投資は自己責任で行ってください。

 

それでは、本日はここまでとしたいと思います。

かなり基本的な内容でしたが、何かしら皆様のお役に立てば幸いです。

安心・安全にビットコイン・仮想通貨投資を行うには?
俺のビットコインの投資法

ビットコイン等の仮想通貨に投資する際には、大きな2つのリスクがあります。

 

一つは取引所のリスク
2014年の「マウントゴックス事件」のように取引所が不正をしてつぶれたり、ハッキングされたりするリスクがあります。

もう一つは価格変動のリスク
ビットコインのボラティリティ(価格変動幅)はドル円の10倍とも言われます。仮想通貨は大儲けも大損もするのが特徴です。

 

これを避けるため、当サイト「俺のビットコイン」では、二つの分散をおすすめしています。

一つ目の分散は取引所の分散
国内大手取引所に分散して仮想通貨を預けることで、取引所のリスクを軽減できます。

二つ目の分散は仮想通貨の分散
ビットコインだけもつのではなく、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)にも分散して投資することで、下落リスクを軽減できる可能性があります。

 

国内大手取引所の組み合わせとしては、会社の信頼性や財務基盤の強固さ、取り扱いアルトコインの種類から「ビットフライヤー」「GMOコイン」「DMM Bitcoin」の3社をおすすめしています。

 

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