2017年12月には一時「1BTC=223万円」を超える値を付けたビットコインですが、2018年1月25日現在、1BTCあたり125万円程度で推移しています。

 

「このまま0円以下になってしまうのではないか?」

「ほとんどタダ同然で投げ売りされてしまうのではないか?」

「今は買い時だと思うけど、怖くて買えない!」

 

こんな気持ちを抱えている方が非常に多くなってくる状況と言えるでしょう。

チャートを分析しても、今の水準から下がった場合の「サポートライン」がなく地の底まで落ちそうにも見えますし、上がる場合には200万円は軽く回復しそうにも見えます。

 

このように、現在のビットコインの状況は、総じてとても不安定です。

ビットコインの価格が今後どうなっていくのかを考えるには良い機会ですので、少し一緒に考えてみましょう。

 

ビットコインは0円になり得るか?当サイトの結論

今後、ビットコインが0円になってしまうことがあるのか。

 

この問いに最大限誠実に回答するならば、「なってしまうかもしれない。私には分からない。きっと神のみぞ知ることなのだろう」という答えになります。

 

しかし、この答えは誠実ではありますが、何の示唆も得られない答えなので、当サイトの結論を最初に述べたいと思います。

当サイトの結論は「ビットコインが0円になってしまうことはありえない」です。

 

もちろん、この先の価格は私にも分かりません。

今やビットコインは市場によって変動相場で価格が決まる通貨となっていますので、ビットコイン立案者の「ナカモトサトシ」氏にさえ、価格がどうなっていくかは分からないでしょう。

 

そんな中、私はなぜ「ビットコインが0円になってしまうことはありえない」と考えるのか。

ここからはその理由をご説明していきます。

 

ビットコインが0円にならない理由:ネットワーク外部性

私がビットコインが0円にならないと考える最大の理由は、ネットワーク外部性です。

いきなり「ネットワーク外部性」という聞きなれない言葉を出しましたが、これは以下のような意味です。

 

ネットワーク外部性とは、同じ財・サービスを消費する個人の数が増えれば増えるほど、その財・サービスから得られる便益が増加する現象を指します。
電話やファックスなど、通信ネットワークにおいて顕著にみられます。

マーケティング用語集

 

ネットワーク外部性の例で一番わかりやすいと思うのは、「マイクロソフトオフィス(Microsoft Office)」です。

マイクロソフトオフィスとは、多くのパソコンに最初から入っている「ワード(Word)」「エクセル(Excel)」「パワーポイント(Power Point)」「アウトルック(Outlook)」等のソフトの総称です。

 

このマイクロソフトオフィスのソフトは、「誰もが認める最高のソフト」ではありません。少なくとも、「同じくらいいいもの」はいくつかあります。

しかしながら、以下のようにオフィスアプリケーション(仕事で使うソフト)における世界シェアは圧倒的です。

 

 

青い横棒がマイクロソフトオフィスのシェアです。

日本やアメリカが入っていない「ヨーロッパのシェア」にはなりますが、概ね「70%~90%」をマイクロソフトオフィスが占めているのが分かると思います。

 

これが起こる理由こそが、ネットワーク外部性になります。

 

取引先がマイクロソフトオフィスを使っていたら、やり取りには同じ「ワード」「エクセル」「パワポ」を使わないと不便です。

互換性(相手のパソコンでも自分のパソコンでも使えるかどうか)の問題が発生する可能性があるからです。

 

すでにオフィスアプリケーションを使っている人とのやりとりで、確実に機能するのはマイクロソフトオフィスということです。

むしろ、マイクロソフトオフィス以外を選ぶと、7割~9割の人とやり取りができない可能性が出てきます。

 

これは非常に大きなリスクであり、こうなってしまうと仕事になりません。

ですので、ネットワーク外部性により、マイクロソフトオフィスのシェアは守られていると言えます。(実際に、ほとんどのビジネス用PCにはマイクロソフトオフィスが入っています)

 

「通信・IT」等のデータを扱う分野においては、このマイクロソフトオフィスのように、いったん「多くの人」に導入されるとシェアが落ちないということが良く起こります。

 

マイクロソフトオフィスほど強固ではありませんが、データであるビットコインも近い性質を持っています

 

ビットコインを持っている人がいない、もしくは使える店がない場合、ビットコインを買うのは合理的ではありません。

しかし、いったんビットコインを持っている人が増える、もしくは使える店が増えると、ビットコインを持つ便益は増えていきます。

 

そしてすでに、ビットコインはその臨界点を突破したように見えます。

 

 

取引高は5年前の100万倍に増加しています。

さらに取り扱い店舗も増加し、今ではマイクロソフト、Dell、楽天(米国のみ)、Expedia、メガネスーパー、ビックカメラなどがビットコインでの物品購入を受け入れています。

 

一度広く受け入れられて圧倒的なシェアを得たものは、ネットワーク外部性により、そのシェア自体がさらなるシェアを読み込みます。

「なんだ、ヤマダ電機はビックカメラと違ってビットコイン使えないのか」とならないために、今後もシェアの拡大が予想されます。

 

そして、用途があって流通している貨幣に、価値がなくなるということはありえません。

今後もビットコイン価格は乱高下が予想されますが、一度市場に受け入れられてしまった以上、一定以上の価値を保存しながら推移するものと考えます。

 

アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)は0円になり得るか?

アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)は0円になってしまうことがあるのか。

最後に、この問題についても触れてみたいと思います。

 

私は「アルトコインは0円になり得る」と考えます。

 

イーサリアムやライトコインはすでにある程度受け入れられており、ビットコインに近い立ち位置にあると思います。

しかしながら、アルトコインは6000種類以上あるともいわれており、そのほとんどは「現在のコインバブルに乗った無価値なコイン」です。

 

いったい誰が、誰も欲しがらず、どこに行っても使えないコインにお金を払うのでしょうか?

 

その答えは「仮想通貨バブルに乗ってとりあえず買ってみた人」です。

これは悪いことではありませんが、バブルが終わったときに「0円」になることはあり得ると考えます。

 

それでは、本日はここまでとします。

お読みいただきありがとうございました。

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ビットコイン等の仮想通貨に投資する際には、大きな2つのリスクがあります。

 

一つは取引所のリスク
2014年の「マウントゴックス事件」のように取引所が不正をしてつぶれたり、ハッキングされたりするリスクがあります。

もう一つは価格変動のリスク
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